量子デバイス

超伝導薄膜・
フリップチップ工程モジュール

高抵抗シリコンとサファイア上へのニオブ・タンタル薄膜の成膜とパターニング、誘電体積層、シリコン貫通電極、ウェーハ接合、インジウムまたはAuSnのバンプ接続により、共振器や量子ビットチップを積層・実装して極低温試験へ。再現性のある薄膜・エッチング・実装フローを必要とする研究グループ向けのプロセス開発と少量生産。公開の量子PDKと極低温試験サービスは行いません。

量子技術の概要 →

Nb・Ta薄膜高抵抗Si・サファイアICP-RIEパターニングTSV・接合インジウム・AuSnフリップチップ2インチ〜300 mm
Nb・Ta
超伝導薄膜
案件ごとに成膜
高抵抗Si・サファイア
基板
支給または調達
In・AuSn
フリップチップ
バンプ
1枚
ウェーハまたは小片
最低数量
モジュール

対応する工程と、対応しない工程

超伝導デバイスの製作は、それぞれに制御が必要な工程モジュールの集合です:膜の純度と応力、エッチング形状と残渣、誘電損失、冷却に耐える接続。必要なモジュールを見積もり、限界を明確に示します。

デバイスチップ:HR-Si・サファイア上のNb・TaインジウムまたはAuSnバンプTSVと配線を持つキャリアチップエアブリッジ(任意)

模式図(縮尺不同)。高抵抗Siまたはサファイア上のNb・Taデバイスチップを、インジウムまたはAuSnでTSVと配線を持つキャリアに実装。エアブリッジは任意。バンプピッチ、TSVサイズ、極低温試験は案件ごとに設定します。

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Nb・Ta薄膜

案件ごとに調達した専用ターゲットによる、高抵抗シリコン・サファイア上へのニオブ・タンタルのスパッタ成膜。膜厚、応力、抵抗率をロットごとに報告。その他の超伝導膜は個別に検討。

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パターニング・エッチング

層に応じたコンタクト、ステッパー、電子ビームリソグラフィと、共振器、給電線、グランド、配線のICP-RIE。残渣に配慮した洗浄。ICP-RIE参照。

🧪

誘電体

クロスオーバー、キャパシタ、パッシベーションが必要な場合のALD Al₂O₃、PECVD・LPCVDのSiO₂・SiN。誘電体は損失の観点で検討。

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TSV・接合

キャリア・読み出しウェーハ用のシリコン貫通電極と、積層モジュール用のウェーハ接合。TSV・接合参照。

🧩

インジウム・AuSnフリップチップ

極低温フリップチップ用のインジウムバンプ、フラックスレス実装用のAuSn。デバイスとキャリアの熱圧着接合。インジウムバンプ・フリップチップ参照。

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対象外

極低温・ミリケルビンの電気試験、公開の超伝導PDKやMPW、標準仕様としてのジョセフソン接合の臨界電流制御。接合の製作はお客様の計測を前提とした個別開発として相談。

概要

超伝導薄膜・ フリップチップ工程モジュール

対応範囲と仕様の選択肢です。各値は案件ごとに見積書で確定します。

Nb・Ta
超伝導薄膜 案件ごとに成膜
高抵抗Si・サファイア
基板 支給または調達
In・AuSn
フリップチップ バンプ
1枚
ウェーハまたは小片 最低数量
Nb・Ta薄膜
高抵抗Si・サファイア
ICP-RIEパターニング
TSV・接合
インジウム・AuSnフリップチップ
2インチ〜300 mm
対応範囲

対応範囲の目安

膜とデバイスの数値はお客様の基板で確認します。仕様と納品する室温測定は見積書に明記します。

項目目安・条件備考
膜Nb、Ta。NbN、NbTiN、Alは案件ごとに検討ターゲットは案件ごとに調達。応力と抵抗率を報告
膜厚標準50〜300 nm。それ以上は取り決めによりロットごとの均一性
基板高抵抗シリコン(FZまたは高抵抗CZ)、サファイア、溶融石英。2インチ〜300 mmと小片表面ごとの洗浄シーケンス
リソグラフィ配線・パッドはコンタクト。微細な共振器・カプラはステッパーと電子ビームパターン寸法は装置による
エッチングフッ素系・塩素系ICP-RIE。形状と残渣を断面で確認側壁角度を測定
接続TSV、インジウムバンプ、AuSnバンプ、リフトオフによるエアブリッジピッチはレイアウトによる
室温計測膜厚、シート抵抗、膜応力、光学・SEM検査極低温の結果はお客様側で測定
プログラムの進め方

膜仕様から実装済みチップまで

工程の流れ
01定義02膜の適格性確認03パターニング04接続05納品
  1. 01定義膜、基板、層構成、接続、極低温で測定する項目。
  2. 02膜の適格性確認ターゲット調達、成膜試験、クーポンでの応力と抵抗率。
  3. 03パターニング共振器、配線、バンプのリソグラフィとICP-RIE。必要に応じ誘電体。
  4. 04接続TSV、接合、キャリアへのインジウムまたはAuSnフリップチップ。
  5. 05納品極低温試験に向けた室温データ付きのチップまたはウェーハ。
よくあるご質問

発注前に確認されることの多い質問

ジョセフソン接合を製作できますか?

標準仕様としては行いません。接合の臨界電流はトンネル障壁と重ね合わせの制御に依存し、お客様の計測を前提とした個別開発として扱います。共振器、配線、誘電体、TSV、フリップチップが標準モジュールです。

極低温で試験しますか?

いいえ。室温での膜・寸法データを納品し、極低温特性はお客様側で測定いただきます。

見積りに必要な情報は?

膜と膜厚、基板とサイズ、パターン寸法付きの層構成、接続の要件(TSV、バンプ、接合)、数量と納期、プロセスが支えるべき極低温での測定項目。

関連サービス

量子技術:この案件と組み合わせることが多い工程です。

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